2024/12/13 13:09
12月某日 寒い日。白いものもチラホラ。、
最近の楽しみは、NHKでお昼12時半から始まった朝ドラ再放送「Come Come Everybody」を見ることだ。
戦時下から終戦へ、その描写は各朝ドラで様々で、カムカムの場合は展開が早くって、原爆投下の描写はない。
代わり6月か7月にあった岡山城も燃えたような、岡山大空襲が描かれる。それをみれば、その酷さに比べれば能登だっていつかはきっと復興するのだと思ったり、いやいや無理でしょ、と思いそうになったり。でも確かにいえることは、戦後のバラック、やけ尽くされた商店街などの様子と震災後の家屋が倒れまくっている地域の風景が重なることだ。戦後の闇市のように活気があればいいけれど、日本全国敗戦下という状況ではないし、局所的な地震で、被害も地区や通りによって異なるし、初めの頃に解体した土地に新築の家が建ちかかっている場所があるかと思えば、元旦から何も変わらず傾いたままの家もある。毎日の日記を綴れるほど自分は自分のことを被災者、と思っていないし、ただ、あの2年半の間に3回起こった地震によってこころがすこしダメージを受けているのは事実。だから元旦に来てほしくない。それが無理だとすれば、元旦に奥能登にはいないでどこか別の場所で過ごしたい。それがたとえ逃げだとしても。逃げるは恥だが、役に立つ、と思いたい。
