古本LOGOS は、現在準備中です。

2021/07/27 17:42

7月某日 本に囲まれて暮らしている、それは昔から。昔は好きな本買って読んで、それで幸せだった。

     そこに「販売する」「古書を買い取る」などという仕事が重なってきた。
     望んでついた仕事とはいえ、ノウハウがない。片付けが苦手、具体が苦手。
     こういう人間は本当は古本屋向きではないかもしれない。
     一つ一つデータ化して、目録を作ったり、書誌データ管理は苦手なほう。
     イベントで対面で、ノリで売れていく方が好き、まるで寅さん。
     でも、コロナ下でイベントはどちらかといえば縮小気味、こちらも遠出は避けてしまう。
     ちゃんと管理していればそこそこやっていけてたのに、ここにきて嬉しいことだが
     「いらない本を引き取って(送料着払いのみでOK)」「買い取って(断捨離本)」
     「研究室の本の整理を手伝ってほしい」などと依頼が数件重なって。普通なら
     よろこんで! Welcome、何でも来い!というべきなのだが、場所がない。
     ないわけではないが、管理ができない。暑い。すぐ飽きる。イベント用に値付け・出品する本、
     店頭に出す本、ネットで売る本が混乱する、混線する。
     そこに、「毎日やってない店なんか、古本屋じゃない」なんて嫌味な発言も聞こえてくる。
     いや、そうですよ、その通りですよ、だけどさ、あなたに私の立場を分かれとは言わない。
     毎日普通にご飯作って洗濯して後片付けして、そこに読みたい書きたい売りたいの欲望が渦巻いて
     もう何が優先すべきことなのかわからない。台所でパソコン入力している隣で、ご飯の準備。
     洗濯を干せないまま夕方になっている。読みかけの本は布団周りに散乱。これでお盆には
     家族、親戚の帰省、墓参りに宴会?もーもーコロナでみんな移動せんでほしい。
     最低限の人数で楽しく静かに暮らしたい。店を閉じて、倉庫を借りようかな、、なんて弱気な
     発想も出てくる。もうネット通販と催事に特化した店になろうかな。
     私が死んだらあの大量な本はゴミだよね、ただのゴミ。あーそうならないうちに、動きたい。
     でも暑い、暑いを通り越して熱い。今日は桃を食べて元気出そう!!